2011年8月11日木曜日

陸前高田へ その6

この日の作業地はJR大船渡線の沿線の佐藤さんの住宅地。佐藤さんご本人から説明をうけて、ゴミの仕分けの仕方、注意点などを確認します。作業は午前10時から午後2時までで、途中お昼の休憩を1時間ほどとります。大きな瓦礫などは重機ですでに片付けられているので、のこりのゴミの中から、拾得物などを選り分けるのがメインの作業になりました。拾得物は金銭などの貴重品はもちろんですが、とくに写真やネガなどの思い出も重要な拾得物として集めます。佐藤さん地は海岸線から100メートルほどのやや高台にありました。2枚目の写真では左側にその海岸線が見え、右側は丘陵地帯になるのですが、左側(海の方向)に鉄骨が曲がっているのがわかります。これは大津波が佐藤さんの集落を襲ったあと、丘陵地にぶつかって巻波となり丘側から家屋を襲ったのがわかります。